旅先では、その土地ならではの美味しいものを探すのが楽しみのひとつです。
特にデパ地下は、名品や話題の味が揃い、訪れるたびに新たな発見があります。
今回、新宿高島屋を訪れた際、長い行列ができているお店を見つけました。
気になって近づいてみると、そこは**「御座候(ござそうろう)」**というおやきの専門店。
2種類の餡から選べるシンプルなメニューですが、これほどの行列ができる理由を知りたくなり、試してみることにしました。
「白あん」の上品な甘さに惹かれて
御座候のおやきは、「あん(小豆)」と「白あん(いんげん豆)」の2種類。
どちらも魅力的でしたが、白あんは今まで食べたことがなく、興味をそそられました。
白あんと小豆を2個ずつ購入すると、店員の方の素晴らしい接客と、さらに丁寧で素早い包装をして頂く様子に感動しました。
洗練された「キャラメル包装」の技
おやきを一つずつ箱に詰め、最後にラッピング用紙でキャラメル包装をする動きは、まるで職人技のよう。
数秒のうちに、綺麗に仕上がった包装を手渡され、すごいパフォーマンスを見た気分でした。
味だけでなく、このような細やかな対応が、多くの人を惹きつけているのかもしれません。
白あんの優しい甘さに感動

帰宅後、早速白あんのおやきをいただいてみました。
・皮は薄めでありながら、しっかりとした食感
・餡がたっぷり詰まっていて、程よい甘さ
・ くどさがなく、あっさりとした上品な味わい
餡には、白あんには「いんげん豆(手亡豆)」、小豆あんには「北海道産小豆」が使用されているとのこと。
そのこだわりが、素材の味を活かした繊細な甘さにつながっているのでしょう。
御座候の歴史とこだわり—工場見学も可能

御座候本店は、昭和30年に開業。おやき1つ10円からスタートし、現在は1つ110円。時代を超えて愛され続けています。
さらに、兵庫県姫路市にはあんこの製造工場があり、事前予約をすれば工場見学も可能です。
ここでは、工場限定の「あずきソフトクリーム」も味わえるそうです。
全国の百貨店にも店舗があり、特に兵庫県や大阪市に多く出店しています。
冷凍保存もできるため、お土産やまとめ買いにも適しています。
上質なおやきを求める方におすすめの逸品
今回、御座候のおやきを頂きましたが、その上品な味わいと、こだわりのある製法に感銘を受けました。
お気に入りのお店になりました。
行列ができるのも納得の美味しさ。
価格も手頃でありながら、職人の技が光る一品です。
おやきがお好きな方はもちろん、まだ召し上がったことのない方にも、ぜひ一度試してみてほしいです。おすすめです!
コメント