旅先では、その土地ならではの美味しいものを探すのが楽しみのひとつです。
特にデパ地下は、名品や話題の味が揃い、訪れるたびに新たな発見があります。
今回、新宿高島屋を訪れた際、長い行列ができているお店を見つけました。
気になって近づいてみると、そこは**「御座候(ござそうろう)」**というおやきの専門店。
2種類の餡から選べるシンプルなメニューですが、これほどの行列ができる理由を知りたくなり、試してみることにしました。
「白あん」の上品な甘さに惹かれて
御座候のおやきは、「あん(小豆)」と「白あん(いんげん豆)」の2種類。
どちらも魅力的でしたが、白あんは今まで食べたことがなく、興味をそそられました。
白あんと小豆を2個ずつ購入すると、店員の方の素晴らしい接客と、さらに丁寧で素早い包装をして頂く様子に感動しました。
洗練された「キャラメル包装」の技
おやきを一つずつ箱に詰め、最後にラッピング用紙でキャラメル包装をする動きは、まるで職人技のよう。
数秒のうちに、綺麗に仕上がった包装を手渡され、すごいパフォーマンスを見た気分でした。
味だけでなく、このような細やかな対応が、多くの人を惹きつけているのかもしれません。
おやきを買うのにここまで感動したのは初めてでした。御座候さんの商品に価値を感じました。
箱のデザインや、ラッピング、食べ方の説明など、心がこもっている感じが伝わりました。
今回4個購入したのですが、箱に入れてくれるのは4個からなのでしょうか。ピッタリサイズにおさまていました。1個ですと違う包装になるかもしれません。
同包されていた食べ方の説明の紙をみますと、冷凍しても良いと書いていました。そのつもりで多めに購入しましたが、冷凍して良いみたいだったのでよかったです。
次はもっとたくさん買いたいなと思いました。
白あんの優しい甘さに感動

帰宅後、早速白あんのおやきをいただいてみました。
・皮は薄めでありながら、しっかりとした食感
・餡がたっぷり詰まっていて、程よい甘さ
・ くどさがなく、あっさりとした上品な味わい
餡には、白あんには「いんげん豆(手亡豆)」、小豆あんには「北海道産小豆」が使用されているとのこと。
そのこだわりが、素材の味を活かした繊細な甘さにつながっているのでしょう。国産の安心できる素材を使用しているので品質にもこだわっていると思います。
御座候の歴史とこだわり—工場見学も可能

御座候本店は、昭和30年に開業。おやき1つ10円からスタートし、現在は1つ110円。時代を超えて愛され続けています。
価格については。この価格でいいのだろうかというのが正直な気持ちです。こんなにすばらしい商品なのに。でもこの価格で提供していただけるのはとてもありがたいです。
また、兵庫県姫路市にはあんこの製造工場があり、事前予約をすれば工場見学も可能です。
ここでは、工場限定の「あずきソフトクリーム」も味わえるそうです。
全国の百貨店にも店舗があり、特に兵庫県や大阪市に多く出店しています。
冷凍保存もできるため、お土産やまとめ買いにも適しています。
上質なおやきを求める方におすすめの逸品
今回、御座候のおやきを頂きましたが、その上品な味わいと、こだわりのある製法に感銘を受けました。
お気に入りのお店になりました。
行列ができるのも納得の美味しさ。
価格もとても良心的でありながら、職人の技が光る一品です。
一つの商品からさらに素敵な付加価値を感じる商品を提供している素敵なお店。
ずっと変わらずに続けてほしいと思いました。
おやきがお好きな方はもちろん、まだ召し上がったことのない方にも、ぜひ一度訪れてみてほしいです。おすすめです!
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