カフェインレス生活を始めた理由ときっかけ
以前の私は毎日コーヒーを2 〜3杯飲むのが当たり前でした。私は水分をコーヒーでとるくらいコーヒーが大好きだったので過剰摂取していたとは思います。そして、ある時から体がカフェインを処理できなくなりました。症状としては頭痛や吐き気または嘔吐、不眠症状が起きるようになりました。たった1杯のコーヒーで眠れなくなってしまうのです。
緑茶もカフェインがありますので、緑茶も夜に飲み過ぎると不眠症状になります。
頭痛や吐き気も日をおいて発症するので、カフェインが原因というのをしばらく気づくことができませんでした。
コーヒーや紅茶が大好きなので、コンビニに行った時はよく飲んでいました。しかし、飲んだ日の夜は必ず眠れなくなっていました。
ここまで敏感に反応してしまうんだと、今までのコーヒーを飲みすぎていた生活を反省しました。
ここでお伝えしておきたいのは、常識の範囲で飲む分にはこのような症状にはならないと思います。私はたくさん飲んでしまったのが原因で日常生活に支障をきたすようになってしまったのです。
カフェインを摂ると体にどのような反応が起こるのか
カフェインは、脳の中で「そろそろ休もうか」と伝える「アデノシン」という眠気を引き起こす物質の働きをブロックします。その結果、体がまだ元気、動けると勘違いして眠気が飛び、やる気が入ったように感じます。
さらに、カフェインは気分を上げたり、集中力を高める「ドーパミン」の働きをサポートします。よって、「やる気スイッチが入る」ような感覚になります。
カフェインはアドレナリンの分泌も刺激します。一時的に心も体も「戦闘モード」になり、さあやるぞ。という気分を後押ししてくれます。
ただし、このやる気スイッチは一時的なもので、切れるとどっと疲れがくることもあります。頼り過ぎず、自分のペースで付き合うのが大切です。
適量なら問題ないのですが、飲みすぎてしまうと体の負担になります。そして、疲れていることもわからず頑張りすぎてしまうのです。
完全にやめない“ゆるいカフェインレス”のやり方
カフェイン入りコーヒーは体が拒否反応を起こしている以上、これ以上は飲めないと理解し飲むのをあきらめました。大好きだったので残念でした。
しかし、カフェインレスコーヒーや紅茶など、ノンカフェインの飲み物もたくさんあるので色々調べていくうちに、そこまで我慢しなくても大丈夫だということを知りました。
お気に入りのカフェインレスコーヒーを見つけたり、ハーブティー、ハト麦茶やルイボスティーはノンカフェインなので、気兼ねなく楽しむことができます。
多少のカフェインは問題なさそうだったので、緑茶やほうじ茶、ココアも飲んだりしています。
カフェインレスコーヒーにシナモンやココナッツオイルを入れても美味しいです。
最近はセブンイレブンでカフェインレスコーヒーが販売されるようになりました。外出中でも気軽に飲めるので嬉しいです。
カフェインレス、デカフェ商品は最近増えつつありますが、飲食店やカフェではまだまだ少ないかもと感じています。取扱店舗が増えたら嬉しいなと思います。
ゆるく続けて感じた体と心の変化
コーヒーは濃い飲み物なので、初めはノンカフェインの飲み物だと物足りなく思ってしまい、我慢できない時はカフェイン入りのコーヒーを飲んだりしながらカフェインレス生活に慣れていきました。
カフェインレスを続けていくうちに、カフェインの飲み物が強く感じるようになりました。
今ではカフェイン入りのコーヒーを以前より欲しなくなりました。自分でも信じられないですが、体が慣れてきたんだと思います。
そして、たまに飲みたいなと思ったときは一口だけ飲んでいます。カフェインに敏感になってしまったので、たった一口でもカフェインを刺激的に感じるんです。なので一口で満足してしまいます。
今までカフェイン入りのコーヒーを何杯も飲んでいたのでは確かに体の負担になるなと改めて感じました。ちょっとしたカフェインに依存していた、カフェイン中毒だったのかもしれません。
カフェインレス生活をしてから片頭痛は改善しました。たまに発症しますが、以前より少なくなり生活が楽になりました。
おすすめのカフェインレスコーヒーについて
好みの代替コーヒーをと色々探してみたところ、お気に入りのコーヒーを見つけましたのでご紹介したいと思います。
濃いめのコーヒー好きの方におすすめしたいのが、「なみさとねっとのカフェインレスコーヒー」です。
試しに飲んでみたらあまりに美味しくて、カフェイン入ってないのがわからないくらいしっかりした味で風味もあり、一番のお気に入りになりました。
他にもたくさん美味しいカフェインレスコーヒーはあると思いますが、美味しいしリーズナブルなので愛用しています。
このコーヒーのおかげでストレスなくカフェインレス生活に慣れることができました。
カフェインとのちょうどいい距離感を見つけた
今までは、コーヒーを飲まないと気分転換できないと感じていました。
カフェインのコーヒを飲まなくなると確かにやるきスイッチが入ることはないのですが、常に素のままでマイペースに行動しつつ、カフェインレスドリンクでリラックスするという、やる気や気合いからの休憩という次元から通常モードからリラックスという緩い感じに解き放たれた感覚があります。
カフェインに頼らなくても気分転換はできるんだと気づけたことが一番の収穫かもしれません。
もちろん、カフェイン入りコーヒーを飲める方は、楽しんで頂きたいと思います。私が自己コントロールができなかったばかりにカフェインが飲めなくなってしまっただけですので。本当はいろんな美味しいカフェインコーヒーを今でも楽しみたかったという気持ちはあります。
緑茶やほうじ茶などにもカフェインは含まれていますが1杯までにしようと決めて飲んでいれば、生活に支障をきたさなくなりました。一切カフェインをとってはいけないということではなかったので良かったです。カフェインレス生活は、最初は大好きなコーヒーが飲めなくなると残念に思っていましたが、今では美味しいカフェインレスコーヒーを見つけることができたり、好きなお茶を探す楽しみを知ることができ、十分満足できるようになりました。
最後に
コーヒーしか目になかった私は今ではいろんなお茶を買うようになり、いろんな味を楽しめるようになりました。カフェインレス生活は我慢ではなく、ちょっと距離をおこうというくらいの気持ちで付き合っていけばいいんだと思います。
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