心臓は自分で動かしていない 生かされていることへの感謝
日々何気なく心臓が鼓動し続けていることを当たり前のように感じていますが、心臓は私たちが「動いて」と命令することなく、無意識のうちに動き続けています。
この事実は、「自分の力だけで生きているわけではない」という深い気づきを与えてくれます。
心臓が動く仕組み
心臓は特殊な筋肉でできており、「洞房結節」という部分が自律的に電気信号を発して心臓を動かしています。
私たちの意思とは無関係に、1日10万回以上鼓動を繰り返し、生命を維持する役割を果たしています。
誰も解明できない不思議なことです。
心臓や私たちの体が作られている細胞一つ一つの存在も不思議で神秘的であり、
私たちの生存が多くの見えない仕組みに支えられていることがわかります。
生かされているという事実
私たちは自分の意思で心臓を動かしているわけではない。
これは生命そのものが、私たちの力を超えた大きな存在に支えられていることを意味します。
自然、他者、偶然の巡り合わせ……これらすべての要素が重なり合って、私たちは「生きている」のではなく「生かされている」のだと思います。
この視点に立つと、自分一人で何かを成し遂げたという考えよりも、「多くの支えがあって今ここにいる」という感謝の気持ちが湧いてきます。
感謝の心を持つことで変わること
感謝は心のあり方を変え、幸福感を高めることが科学的にも示されています。
たとえば、日々「ありがとう」と思える瞬間を探すことで、ネガティブな感情にとらわれにくくなり、ストレスの軽減にもつながると言われています。
辛くて感謝なんてできないという状態であっても、自分の心臓が動いてくれていることにだけ、まずはありがとうと思うのも良いと思います。
感謝の対象は心臓だけでなく、日々の食事、周りの人々、天気、自然など無限に広がります。こうした「感謝する視点」を持つことが、より豊かな人生を築くきっかけになります。
そして、日々頑張ってきた自分にありがとうと伝えてください。自分にありがとう言うと気持ちが軽くなりませんか。
どん底にいるという状況はとても辛いし心も不安定になるし誰にもその気持ちをわかってくれないこともあります。
でも、自分だけはその大変な状況に向き合ってきたのだから、よく頑張ったねありがとうと自分に感謝してあげてください。
もし周りに助けてくれる人がいるのであればサポートを求めるのは大切だと思います。ただ、もしいなくてもあなた自身だけは味方でいてください。自分を責めないことです。
心臓が教えてくれる大切なメッセージ

心臓が私たちに教えてくれるのは、今この瞬間を大切に生きることの重要性です。
鼓動の一回一回が奇跡の連続であり、その背後、細胞ひとつひとつを意識すると数え切れないほどの生命活動があります。
それを感じることで、「今日も生かされている」という事実を深く理解できるのではないでしょうか。
私たちの生命活動の一部である心臓は、人生において「当たり前」のように思えることの中に、実はとてもありがたいことがたくさん隠されているのを教えてくれます。
日々の生活に追われて大変な中でも、ふと、この自分の存在の奇跡を感じることで心がリセットされます。
最後に
心臓の鼓動を感じるたびに、「生かされている」という事実を感じてみてください。
この気づきは、日々の生活をより意義深いものに変えてくれるはずです。
そして、「ありがとう」と感謝の気持ちを持ちながら、今日も前を向いて歩んでいきましょう。
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